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退職の意思を伝えることばかりに気を取られて、失業保険(雇用保険の基本手当)の手続きを後回しにしていませんか。知らないと数十万円単位で損をすることもあるので、退職前に一度流れを確認しておきましょう。
失業保険をもらうための条件
失業保険(基本手当)を受け取るには、主に次の条件を満たす必要があります。
- 雇用保険に加入していた(会社員なら基本的に加入済み)
- 離職日以前2年間に、被保険者期間が通算12ヶ月以上ある(会社都合退職の場合は6ヶ月以上でOK)
- 「働く意思」と「働ける状態」があること(すぐに次の仕事を探せる状態)
持病の治療に専念する場合や、しばらく働く予定がない場合は対象外になる点に注意してください。
自己都合と会社都合、何が違う?
離職理由によって、もらえるタイミングと金額が大きく変わります。
| 自己都合退職 | 会社都合退職 | |
|---|---|---|
| 給付制限 | 2ヶ月間(2026年現在の原則) | なし |
| 受給開始 | 申請から約2〜3ヶ月後 | 申請から約1ヶ月後 |
| 必要な被保険者期間 | 12ヶ月以上 | 6ヶ月以上 |
パワハラ・給与未払い・倒産などが理由の場合は「特定受給資格者」として会社都合扱いになることがあります。離職票に書かれた理由に納得できない場合は、ハローワークで相談してみましょう。
手続きの流れ
- 退職(会社から離職票が届くのを待つ)
- ハローワークで求職申込み+離職票を提出
- 7日間の待期期間
- 雇用保険説明会に参加(受給者初回説明会)
- 自己都合の場合はさらに給付制限期間
- 4週間に1度の失業認定日にハローワークへ通う
- 認定後、指定口座に振り込まれる
離職票は退職から10日前後で会社から郵送されるのが一般的です。届かない場合は会社に確認するか、ハローワークで仮手続きが可能な場合もあります。
退職代行を使った場合、離職票はどうなる?
退職代行を使って会社に出社せずに辞めた場合でも、離職票は通常通り会社が発行し、自宅に郵送してくれます。会社と直接やり取りする必要はありません。
ただし、会社が対応を渋る・郵送が遅れるケースもあります。労働組合や弁護士が運営する退職代行なら、離職票の発行についても会社側へ交渉してもらえるので安心です。
- 男の退職代行の評判(男性専門・労働組合運営)
- 円満退職ユニオンの評判(労働組合・交渉権あり)
手続きに必要な持ち物
- 離職票(1・2)
- マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
- 証明写真2枚(縦3cm×横2.4cm)
- 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
- 印鑑(認印)
ハローワークによって必要書類が異なる場合があるので、事前に管轄のハローワークの案内を確認しておくとスムーズです。
よくある質問
Q. 転職先が決まっていても失業保険はもらえる?
もらえません。失業保険は「求職中であること」が前提です。次の職場の入社日が決まっている場合は対象外になります。
Q. アルバイトをしながらでも受給できる?
週20時間未満などの条件を満たせば可能ですが、収入額によって減額・不支給になる場合があるため、事前にハローワークへの申告が必要です。
Q. 給付制限期間中に転職活動してもいい?
むしろ推奨されています。給付制限期間中も求職活動の実績づくりとして、転職エージェントへの登録や求人応募を進めておくのがおすすめです。
まとめ:手続きを後回しにしない
失業保険の手続きは、退職理由によって受給開始のタイミングが大きく変わります。離職票が届いたら早めにハローワークへ行くことが、結果的に一番の近道です。
給付制限期間や求職活動の実績づくりも兼ねて、この機会に転職エージェントへの登録も進めておきましょう。
転職エージェント選びで迷っている人は転職活動、何から始める?【まず登録すべきものリスト】も参考にどうぞ。
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