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正月明けに退職代行を使うなら【年末年始に決める前に確認したいこと】

正月明けに退職代行を使うなら【年末年始に決める前に確認したいこと】

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年末年始の休みに入ると「このまま新年からまた同じ会社に行くのか」と考え始める人がいます。正月明けに退職代行を使おうか迷っているなら、頼む前に確認しておきたい点がいくつかあります。

この記事では次の5つを順に整理します。

  1. 正月明けに「辞めたい」が増える理由
  2. 休み中にしておく準備
  3. 退職を伝えてから辞めるまでの日数
  4. 2つのサービスの料金と対応範囲
  5. 使わなくてもよいケース

この記事は体験談ではありません。報道・調査・各サービスの公式サイト・e-Govの法令データで確認できた内容だけを書いています。確認したのは2026年10月19日です。料金や条件は変わることがあるので申し込む前に公式サイトの最新の内容を見てください。

正月明けに「辞めたい」が増える理由

まず数字から見ます。報道によると、退職代行モームリの2025年1月6日の依頼は256件で過去最多でした。記事は2024年末から2025年初めが多くの企業で9連休だったことが背景とみられると書いています(J-CAST)。別の報道でも1年で最も利用が多かった日は1月6日で1日256件とされています。同社の社員は、帰省して気持ちが整理された人や辞めるならキリのいい時期だと考えた人が多かったのではと話しています(デイリースポーツ)。

調査もあります。マイナビキャリアリサーチLabの「あけおめ退職」の調査(2025年12月1日〜4日実施)では年末年始休暇のある正社員の28.4%が、20代では41.1%が「あけおめ退職」を経験したとされています(調査を紹介したイッソウのコラムより)。一般社団法人徳志会の調査(2024年11月〜12月、会社員100人)では連休明けに退職や転職を検討したことがある人が4割強でした(前述のJ-CAST)。

ただし256件は特定の1社の数字です。業界全体の統計ではありません。休み明けの憂うつな気分が数日で落ち着くこともあります。「辞めたい」と思った日にすぐ依頼するのではなく、気持ちが本物かどうかを一度置いて確かめる時間はあっていいと思いますね。休み明けに会社へ行きたくない気持ちの整理は、休み明けに会社へ行きたくない気持ちとどう向き合う?に書いています。夏の連休明けの動きは、お盆明けに退職代行を使う人が増える理由にまとめました。

休み中にしておく準備

退職代行を使うと決めたあとで慌てないように、休みの間に次のことを確認しておくと進めやすくなります。

  • 雇用契約書で契約期間の定めがあるかどうか
  • 就業規則の「退職」の項目(退職を申し出る時期が書かれていることがあります)
  • 有給休暇の残り日数
  • 会社から借りているもの(社員証・PC・鍵など)と自宅にある会社の物の整理
  • 私物が職場にあるかどうか
  • 冬のボーナスの支給日と支給の条件

ボーナスの条件は辞める時期で受け取れるかどうかが変わります。ボーナス後の退職はいつがいい?で支給日在籍要件の考え方をまとめています。辞めたあとの住民税や年末調整の違いは、年内退職と年明け退職の違いを見てください。

辞めたあとの保険と手当も先に知っておくと安心です。退職後の健康保険の選び方と退職後の失業保険の手続きに分けて書いています。

男性で、依頼先を先に見ておきたい方は、こちらが選択肢になります。

▼ 専門だから確実に退職できる「男の退職代行」

退職を伝えてから辞めるまでの日数

民法第627条第1項は、雇用の期間を定めなかったときは各当事者がいつでも解約の申入れをできると定めています。雇用は申入れの日から2週間を経過すると終了します(e-Gov法令検索)。契約社員のように期間の定めがある場合は、このルールとは扱いが変わります。

就業規則に「1か月前までに申し出る」などと書いてある会社もあります。規則と法律の関係は、雇用の形態や状況で判断が分かれるのでここで言い切ることはしません。有給が残っている人は日数を数えたうえで退職日と有給の使い方を決めておきましょう。

2つのサービスの料金と対応範囲

退職代行は運営元でできることが変わります。民間企業は退職の意思を会社に伝える連絡の取次が中心です。ネルサポート株式会社の利用規約も業務の範囲を退職に関する連絡の取次に限ると書いています。労働組合や弁護士は会社と交渉できる立場ですが、サービスごとに対応は違います。違いの全体は退職代行おすすめ3選に書いたので、ここでは2社の公式の記載を並べます。

項目男の退職代行退職代行ネルサポ
運営toNEXTユニオン(合同労働組合。弁護士の指導を受けていると案内)ネルサポート株式会社(民間企業)
料金(税込)アルバイト・パート(社会保険未加入)18,800円/正社員・契約社員・派遣社員など21,800円。別に組合費1,000円15,000円の一律料金。追加料金なしと記載
返金退職できなかった場合は全額返金と記載退職できなかった場合は全額返金と記載(規約に例外あり)
受付24時間365日即日対応可能と記載
会社との交渉「交渉には応じておりません」と記載交渉についての記載なし。規約では連絡の取次に限ると記載
有給休暇多くのケースで有給消化に成功したとある。ただし可否は会社の就業規則や判断によるとも記載従業員が申請すれば原則取得できるとあり同社からも伝えると記載
退職届自分で用意する自分で会社に郵送する(弁護士監修のテンプレートを提供)

運営が労働組合でも交渉に応じないと書いているところがある点は意外でしたね。「労働組合だから交渉してくれる」と思い込まず、申し込む前に何をしてくれて何をしてくれないのかを公式で確かめてください。

ネルサポの利用規約には、休み中に注意したい決まりもあります。契約後にネルサポが利用者と3日以上連絡を取れないと、サービスを中断することがあり支払い済みの料金は返金されません。返金保証にも、利用者が連絡に3日を超えて応答しないときは対象外とする例外があります。旅行や帰省で電波が悪い日が続く時期は特に気をつけたい点です。

公式サイトはこちらです。男の退職代行/退職代行ネルサポ。女性の人は、女性専門のわたしNEXTもあります。

各社を個別に詳しく見たい人は退職代行ネルサポの評判・男の退職代行の評判・わたしNEXTの評判もどうぞ。

残業代の未払いや会社と揉めそうな事情がある場合は、弁護士が運営するところも検討に入れてください。選び方は退職代行おすすめ3選にまとめています。

使わなくてもよいケース

退職代行は自分で伝えられない事情があるときの手段です。次のような場合は使わずに進められるかもしれません。

  • 上司や人事に退職を自分で伝えられる
  • 有給の消化や退職日を会社と話し合える関係がある
  • 「辞めたい」という気持ちが休み明けの数日だけのものかもしれない

逆に職場に連絡するだけで心身がつらくなる人やハラスメントがあって顔を合わせたくない人は、代行を使うことも選択肢になります。どちらに当てはまるかを決めるのは、ここまで読んだあなた自身です。

よくある疑問

Q. 年末年始の休み中に申し込めますか?

男の退職代行は24時間365日の相談受付で、ネルサポは即日対応可能と公式サイトに書かれています。ただ実際に会社へ連絡が行く日は会社の営業日に左右されるはずです。年末年始に依頼したい場合は、会社への連絡がいつになるのかを申し込む前に聞いておくと安心です。

Q. 家族に連絡が行くことはありますか?

ネルサポの公式サイトには、会社へ連絡しないよう伝えるが本人や家族に直接連絡が来る稀なケースがあると書かれています。可能性がゼロではないということですね。

Q. 年内と年明けではどちらに辞めるのが得ですか?

ボーナス・年末調整・住民税の扱いが変わるので一概には言えません。年内退職と年明け退職の違いで項目ごとに比べています。

依頼する前に確認しておくこと

正月明けは1年のうちでも依頼が重なりやすい時期だと報じられています。申し込むなら、費用の総額・有給と退職届の扱い・会社への連絡の日・連絡が取れなくなったときの決まりの4つを先に聞いておくといいですね。迷っている段階なら、相談だけしてみるのも一つの方法です。

男の退職代行の公式サイトを見る/退職代行ネルサポの公式サイトを見る

※この記事は一般的な情報です。個別の事情は各サービスや弁護士・労働基準監督署などに確認してください。

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